『ビストロ・コスモポリート』は、スマートフォンアプリ内のレストランにやってくる、現地言葉で注文する世界各国のお客さんたちを満足させるべく、不思議な響きの料理名を聞き取り、メモと伝言で全員が連携して必要な食材を集めて、数々のミッションに挑戦していくゲームです。
世界でいちばん国際的(="コスモポリタン")なレストランで働く従業員として、次々にやってくるお客さんたちに料理を提供していきましょう。
1人がお客さんから注文された料理名を聞き取ってみんなに伝える〈給仕〉役として、イヤホンやヘッドホンを通して聞き取った料理名を「1番テーブルさん、ペケペケメーイ!」「6番さん、クヤプテ!」のように声に出してみんなに伝えます。
食材を集めて提供する〈料理人〉役たちが、いろいろな言語のメニューカードから該当する料理名を探し出し、その料理に必要な食材を食材カードの中から見つけます。
場を取り仕切る〈支配人〉役が、料理人からメニューカードと食材カードのセットを受け取り、お客様のテーブル番号が書かれたカードとひとまとめにして給仕に手渡したら、いよいよお料理の提供です。
受け取ったカードの内容を、給仕がアプリに入力して、見事正解なら提供成功。間違っていたら、もう1度やり直し。
これをくり返し、制限時間の6分以内にミッションごとに定められた評価点を獲得できればミッションクリアです。
アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア、フランス各地の6つの地域から集められた多種多様な言語が登場します。
聞き覚えのある韓国語や日本語も収録されていますが、登場する60の言語のうちほとんどがきっと初めて聞く言語のはず。 言語によっては、日本語に登場しない不思議な発音が含まれていることも。
初めて聞く言葉に四苦八苦しながらも何度もミッションに挑戦することで、だんだん聞き取る力やチームワークが磨かれていくはずです。
また、挑めるミッションは全部で18。 ミッションをクリアするにつれてより難しいミッションが解放されていきます。
難しいミッションでは、お料理を待つお客さんの数がぐんと増える上に、はじめは登場しない新しいメニューカードや食材カードが開放されていき、よりスピーディに注文をさばくためには、給仕/支配人/料理人それぞれの連携を最適化することが必要不可欠です。
失敗をくり返しながら、お互いの仕事がスムーズに進むようにするにはどうすべきかをみんなで相談して、試行錯誤をする面白さが楽しめるでしょう。
聞き馴染みのない発音が脳内で都合よく変換されてしまうため、正確に聞き取って伝えているつもりでも、お目当ての料理がまったく見つからないもどかしさが面白いゲームです。 「ウォコチャポッチャなんて無いよ!」「よく聞いたらポコチャポッチャでした!」と、謎の言葉を全員が口にしながら必死に伝えようと奮闘するのもとても愉快で盛り上がります。
遊んでいくうちに、だんだん似ている発音に気づいたり、微妙な音の違いがわかるようになってきたりして、全員の連携具合がこなれてくることで上手くミッションをこなせるようになるやりがいもポイントです。
大人同士で気軽に楽しめるゲームとして超おすすめです。
解説書34ページ「クレオール言語」の説明文が重複しています。