

多重人格のダニーの頭の中には複数の副人格が住んでおり、彼らは自分たちの存在を維持するため互いに意思を伝達しようとしています。しかし主人格のダニーは、副人格たちの消滅を望んでいます。
開始時
各自の前に人格カードが1枚ずつ伏せて置かれており、1人だけが主人格のダニー、他全員が副人格となっています。場には記憶カード30枚の山札、思考カードの山札、選択肢カードの束が置かれています。
記憶カードによる表現
毎回1人が表現者(発現人格)となり、思考カードから出題される5つの選択肢のうち、秘密の番号で決められた1つの言葉を表現します。記憶カードの山札から7枚を引き、そのうち好きな枚数を使って、カードを自由に配置・組み合わせて抽象的に言葉を表現します。
話し合いと予想
表現者以外の人は、記憶カードの配置を見ながら話し合い、どの言葉を表現しているかを推理します。表現者の右隣の人が最終決定権を持ち、全員の意見を踏まえて予想を発表します。
結果の記録
予想が正解なら副人格たちの成功として思考カードを山札右側に配置し、不正解なら失敗として左側に配置します。使用した記憶カードは箱に戻し、次の人が表現者を担います。
ゲーム終了と達成条件
副人格たちが6回成功すれば副人格の勝利です。3回失敗するか、記憶カードが7枚引けないほど不足したときは「驚きの展開」に移行し、全員でダニーだと思う人への投票を行ないます。最多得票の人の人格カードを公開し、ダニーなら副人格の勝利、副人格なら引き続きダニーを探します。