

組織に紛れ込んだスパイ2人組。しかし「相棒」が誰なのかは互いに知りません。突き止める鍵は、2人だけが知る「キーワード」です。他の誰にも悟られないよう、密かに相棒を見つけだします。全員が選んだ言葉から——リンクしているのは誰と誰でしょうか。
開始時
各自にエージェントブックが配られ、中央にはアメリカン・テクノロジーと呼ばれる装置が置かれています。この装置には2つの数が表示され、その数に該当するプレイヤー2人が今回のスパイです。
スパイの行動
アメリカン・テクノロジーで示された番号に該当する2人のスパイは、互いの正体を知らない状態で始まります。自分のエージェントブックで該当ページを確認すると、そこには「キーワード」が記されています。同じキーワードを知っているのは相棒だけです。
各自が順番に合言葉を書く際、スパイはキーワードに関連する言葉を選びます。相棒にだけ伝わり、他のプレイヤーには悟られないような言葉を考えます。全員の合言葉が書かれた後、スパイは「1、2、3」の掛け声で、自分が相棒だと思う人を同時に指さします。互いに指さし合えば成功です。
見破る側の行動
スパイではないプレイヤーは「見破る側」となります。見破る側は何でも好きな合言葉を書けますが、他の人が書いた言葉に似せることで、スパイたちを混乱させることもできます。
7人以上で遊ぶときは、見破る側にヒントが与えられます。エージェントブックのヒント欄に表示されたキャラクター名の人物は、確実にスパイではありません。
全員の合言葉を見て、どの2人がスパイなのかを推理します。掛け声の後、見破る側も自分がスパイだと思う2人を指さします。
得点と勝利
スパイ2人を正確に特定した見破る側は2点を獲得します。スパイが互いを見つけられた場合、スパイ2人がそれぞれ2点を獲得します。スパイも見破る側も失敗した場合は、見破る側全員が1点を獲得します。誰かが3点に達したらゲーム終了となり、3点到達者が勝者となります。複数人が同時に3点に達した場合は、全員が勝利を分かち合います。
応用ルール
ミッションリーダールールでは、ラウンド開始時にエージェントブックの最初のページにある「縛りジャンル」を読み上げ、全員がそのジャンルに当てはまる合言葉を書かなければなりません。