『アトランティスのはっけん』は、ページをめくって物語を読み進めながら、幼い冒険者となって潜水艇に乗り込み、状況ごとにときどき迫られる選択と分割ページによってお話が枝分かれし、装備を手に入れたり、水もれにみまわれたりしつつ、遠い昔に海の底に沈んだ都市「アトランティス」に眠るお宝を探す、4才から楽しめるゲーム絵本シリーズの第三弾です。
さあ、潜水艇に乗り込んでアトランティスの宝を探す旅へ出発しましょう! 伝説によると、巨大な怪物「クラーケン」がアトランティスを守っているそうです。
はたして無事に宝を持ち帰ることができるでしょうか?
スピード自慢のカジキ号/大きなヒレのマンタ号/がっしり丈夫なベヒモス号の3種類から乗り込む潜水艇を選んで、本の隅にあるディスクを回してセットし、物語を読み始めます。
読み進める中で、「どこへすすみますか?」といった問いが頻繁に発生するたびに、「海へと繋がる洞窟」「ヤシの木が生い茂る海岸」など、3分割されたページの選択を迫られます。
選択した分割ページをめくることで、物語の展開が変わります。
新たな場所や、さまざまな海の生き物との出会いの中で、〈甲羅アーマー〉や〈カニばさみカッター〉などの潜水艇をパワーアップする装置を手に入れたり、障害物にぶつかって水もれをすることもあります。 本の隅のディスクを回してセットすることで、今回の冒険の状態が保存されます。
いったん枝分かれした分割ページの中でも、そうした状態や選択によって、めくるページ数での枝分かれがあったりもします。
こうして、枝分かれしたり、また話の大きな流れに戻ったり、を繰り返しながら、物語を巻末まで読み進めたとき、潜水艇の状態の総合評価によって、みごと最良の結末を迎えられるでしょうか?
読み聞かせ役がいれば4才くらいから楽しめて、ひらがなとカタカナが読めれば1人で読み進められるようになっています。
幻想的なイラストの美しい海の底を舞台に、選んだ潜水艇と、要所要所で選択肢を自分で選ぶことで、さまざまに変化する物語展開の楽しさに溢れています。
選択肢での分岐によって得られる「そうび」や「水もれ」の状態が保存されることで、先々の分岐に影響する点がポイントです。 いわゆる「ゲームブック」のように、ページを行き来したり途中で終わったりすることはありません。 最後のページまでは必ず到達できますが、いろいろな結末が待っています。 「こっちのお話に行かないためには、どこで気を付ければいいんだろう?」と、さかのぼって原因を探る思考を促している点が見事です。 何度もいろんな選択で挑戦したくなるでしょう。
じっくり楽しめる子ども向けとして超おすすめのゲーム絵本です。大人でも十分に楽しめます。
原作のフランス語のニュアンスを活かしたまま、読みやすく、情感豊かに日本語版化しました。 すごろくやの「言葉の品質」を遺憾なく発揮した自信作です。
早期購入特典として、この『アトランティスのはっけん』の潜水艇マンタ号とウミガメのリフレクター(反射板)キーホルダーをプレゼントします。 7cmサイズと大きく、交通安全対策としても実用的なものです。 数に限りがありますのでお早めにどうぞ。
すごろくや通信販売での配布は終了しました。
『アトランティスのはっけん』は「だいぼうけんに でかけよう / Ma Première Aventure」シリーズの第3作目です。 本国フランスでは大人気のシリーズで、すでに4作目まで発行されています。 どれも選択肢を選ぶことで多彩に広がる物語の楽しさがつまっています。
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