3歳の娘と遊ぶためのボードゲームを探していて出会ったのが、HABA社の『パカパカお馬』です。先回りして言ってしまうと、このゲームは「すごろく」と「パズルゲーム」の要素が融合したようなルールになっており、3歳児にはまだ少し難しい部分もあります。ただし、それぞれを独立した遊びとして楽しむこともできるため、現時点でも十分に満足しています。
本来のルールでは、毎ターン2つのサイコロ(赤と青)を同時に振り、その出目を見ながら行動を決定します。しかし、3歳6か月の娘にとっては、この「どちらの行動を選ぶか判断する」という部分がやや複雑だったようで、わが家ではすごろくとパズルを別々のゲームとして楽しむスタイルに落ち着きました。
赤いサイコロを使ったすごろくパートでは、出た目に従って馬の駒を進めていきます。ルール自体はシンプルですが、そのままだと単調になりがちなところ、同封されている「ハードル」パーツを使うことで、ちょっとしたスリルやドラマが生まれます。また「ゴールにはちょうどの目でなければ入れない」といったルールを加えることで、最後まで逆転のチャンスがあり、盛り上がります。
木製の馬の駒はどれも美しく、特に斑点のあるクリーム色の馬は娘のお気に入りです。アイスクリームになぞらえて「クッキー&クリームちゃん」と名前をつけ、可愛がっています。このすごろくパートが思いのほか気に入ったようで、同じHABA社の『雲の上のユニコーン』の購入にもつながりました。今ではどちらも繰り返し遊ぶお気に入りのゲームです。
一方、青いサイコロを使ったパズルパートでは、ゲームを進めながら馬のお世話に必要な道具を集めていきます。必要な道具は、蹄鉄4枚、袋・ニンジン・バケツが各1枚という構成。出た目に従って道具タイルを集めていくのですが、たとえばすでに持っているバケツばかりが出て、なかなかパズルが完成しない……という展開も多く、それがまた面白いところです。
サイコロの出目には、好きな道具を選べる「お星さまマーク」もあり、ここで初めてプレイヤーにちょっとした判断が求められます。3歳児が「ていてつー!」と叫ぶ姿を見るのも、このゲームの楽しい一幕です。ちなみに、このような道具集めのパズル的要素は、同じくHABA社の『はじめてのゲーム・フィッシング』にも見られ、わが家では『パカパカお馬』をきっかけに、こちらのゲームでもよく遊ぶようになりました。
半年後か1年後かはわかりませんが、いずれ娘がもう少し大きくなったら、2つのパートを統合した本来の『パカパカお馬』のルールでも遊べる日が来ると思います。それを今から楽しみにしつつ、現在は「すごろく」「パズル」としてそれぞれをしっかり楽しんでいます。1つの箱で段階的に遊び方を変えられる、長く楽しめるボードゲーム。購入時期を問わず成長に合わせて遊べる点でも、『パカパカお馬』はとてもおすすめです。
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