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プレイズ
爆笑必至の”ニセ協力”ゲーム

SUPPEを運営する「すごろくや」によるプレイズです。
著者アイコン三上(すごろくや)
投稿日: 2025年8月7日(初稿8月5日)

『ヘルパゴス』は、無人島に漂着した全員で生き延びるために協力しつつ、最終的には自分だけでも島から無事に脱出することを目指す、大人向けの”ニセ”協力ゲームです。

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”ニセ”協力?

一番の特徴であり魅力でもあるのが、この”ニセ”協力。ニセって、一体どういうことなのでしょうか?

このゲームの目標は「自分が」島から無事に脱出すること。他の人たちがどうなったとしても構いません。限られた食料や水を自分だけで独占したり、必要とあらば他の人を蹴落としたりしてでも自分さえ最後に生き残れば良いのです。

1日ごとに水や食料がみるみる減ってゆく無人島で生き延びつつ脱出の準備をするには、協力も必要不可欠なので、初めのうちは役割分担を話し合うなどみんなが協力する姿勢を見せます。しかし裏では、全員が自分が生き延びるための算段を頭の中で眈々と練っているのです。
余裕がなくなる後半戦には、手のひらを返したように声高に議論を誘導する人が現れたり、誰かが急に隠し持っていた銃を取り出し、邪魔者を消しに掛かったり。
最初は「全員で絶対生きて帰ろうね!」なんて言っていたメンバーで容赦のない蹴落とし合いが発生し、それぞれの本心があらわになる瞬間が堪らなく面白く、誰が勝っても負けても盛り上がります。

人の数だけドラマがある

毎回、全く異なる展開になるのも大きな魅力です。
手に入るアイテム、毎日の天候、同じ環境と展開はきっと二度と訪れません。遊ぶ度に、みんなで協力し合ったり、思わぬ人が裏切ったり、誰か1人が場を支配したり、波乱万丈の展開で、あなただけの無人島サバイバルの物語が綴られます!その過程が面白いので、自分が生き残れなくても大笑いして、勝っても負けても楽しめてしまいます。

実際に私が『ヘルパゴス』を遊んでいて経験した、面白い遭難エピソードをいくつかご紹介します。

Case1:行きすぎた保身の末に……

状況が苦しくなってくると、誰もが考えるのが「人が多すぎる」ということ。
「もっと人が少なければ食料も水も無駄に消費せず、いかだも足りるのに!」という状況になると、誰かを脱落させる道具が強さを発揮します。
その日、私たち5人の目の前には4人分の食料と水、そしていかだがありました。
初日は活発に手分けの相談をしていたのに、皆黙り込んで、とうとう1人が口を開きます。

「誰か、銃なんて持ってない? 私、弾持ってるんだけど……」

銃があっても弾がなければ無意味。そこで、弾を渡す代わりに自分以外の誰かを撃ってくれ、という交渉に出たわけです。そして、その問いかけに1人が応え、銃の所持を明かし場は騒然、これをみて当然ほかのメンバーも生き残ろうと躍起になり次々と隠し持っていた弾を差し出します。
飛び交う命乞い、一斉に1人の手元に集まる無数の弾丸。それを見て、銃の所持者が下した決断は、なんと。

「ちょうど足りるじゃん!じゃあ、全員撃ちまーす!

かくして、醜い命乞いをした者たちは(私を含め)全員脱落し、まさかの1人勝ち。

そこまでしなくても……
そこまでしなくても……

Case2:ヘルパゴス流 極限ダイエット!

生き残るためには何でもする。それが、私がこのゲームで心掛けていることのひとつです。
遭難生活も中盤に差し掛かり、食料と水が慢性的に枯渇する中、1人が銃を取り出して場を完全に支配。弾を持つ人はそれを渡して擦り寄り、どうにか自分は助けてもらおうとしています。不運なことに私は弾を持たず、このままでは銃口がこちらへ向くのは時間の問題。
そんなとき……ふと、手元のアイテムを見てあることに気づきました。

助かる方法が……ある!
助かる方法が……ある!

「いいですよ、私を撃ってください!その代わり、これとこれを渡すので、脱出のときに私も生き返らせて連れて行って!」

なんとヘルパゴスでは……バーベキューの材料になった後でも、不思議なまじない人形で蘇ることができるんです!本当に何でもあり。
食料の消費を抑えるために自ら進んで犠牲になる代わりに、その後生き返らせてもらえるよう頼みました。もちろん、相手がその頼みを聞いてくれる確証はありません。でももう、生き延びるにはそれしかない!

結果、最終日に蘇らせてもらって、私は、私をバーベキューにした仲間と共に無事に島を脱出。素晴らしい友情ですね。

Case3:平和な結末……?

またあるときは、心優しい遭難者が多く、血生臭い争いは起きずに助け合って遭難生活を送ったことも。
しかしやはり自然の脅威の前に人間は無力。徐々に資源が不足し、脱落してゆく仲間たち。
そして最後に残ったのは、誰よりも協力し合って、全員のために働き、資源も惜しみなく提供してきた2人。それでも最後の日、どうしても2人分の食料すら足りなくなりました。
しかしなんと、相手を犠牲にするくらいなら……!とその2人は脱出を諦める選択をしたのです。
2人とも脱落して生還者なしでゲームは終了。ですが、これこそが美しい結末だったのかもしれません……。


本当に人それぞれ、十人十色、一期一会の無人島体験が無限に楽しめます

他では味わえない、少しブラックで最高に盛り上がれる無人島サバイバルを楽しめる『ヘルパゴス』。
気心の知れた仲間と爆笑しながら遊ぶのに最適なゲームです。

著者:
すごろくやの広報・商材担当。三度の飯よりTRPGが好き。好きなボードゲームは『ヘルパゴス』『ブラフ』『たった今〜シリーズ』など。
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このプレイズでの紹介ゲーム

大人で気軽に
 偽の協力関係で島から生還目指す
の内容
パッケージ:ヘルパゴス
3〜12
20
10
3
2
2,970

この著者のプレイズ

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