『カルカソンヌ2021』は、地形タイルを1枚ずつ中央の場につなげていきながら、完成の見込みがある城塞都市や道などの施設を自色の手下駒で抑え、抑えた施設をより大きくしたり、ライバルのを妨害したりするゲームです。
傑作『カルカソンヌ』が世界的に刷新され、いくつかの追加タイルと新コマが同梱された「新版」です。
世界遺産にも登録されている、フランスの城塞都市「カルカソンヌ」が舞台です。
1人ずつ代わりばんこに、〈めくったタイルを場につなげる〉〈自分のコマで都市や道路を抑えるか否か〉を繰り返しながら、自分のコマが抑えた城塞都市や道が広く・長くつながるようにして、〈完成〉したときの高得点を競います。
タイルに描かれた都市や道の模様はとてもよく考えられていて、「置けない」ということはほぼありません。とはいえ、期待するタイルを引けるかどうかは別問題です。タイルの置き方によって、人の施設の完成を邪魔できることにも徐々に気付いていくでしょう。
また、自分の手下コマの個数には限りがありますし、完成するまでは帰ってきませんので、本当に将来性があるかどうかを見極めて置く必要があります。
その他〈共同建設〉や〈裏切り〉などがあちこちで起こりながらゲームを続けていき、得点記録ボードでいちばんコマが進んでいる人が勝ちです。
「タイルをつなげて、コマを置くなら置く」だけ、と手順はとても簡単ですが、ランダムで現れてはどんどん地図を広げていくタイルや、得点をたくさん貰うことを夢見て置くコマにロマンを感じられるゲームです。手軽に遊んでもよし、じっくり遊んでもよし、遊ぶ人数を選ばず、2人用としてもおすすめできる大傑作です。
何度か遊んで慣れるまでは、説明書に書かれている「草原」の要素を抜いて遊ぶことをおすすめします。草原の要素を入れると、考えなければならないことが格段に増え、間違いも冒しがちになるため、遊べる人を選んでしまいます。
草原抜きのルールで手軽に遊ぶ場合には、以下のようにすると良いでしょう。
とても人気があるタイトルだけあって、さまざまなコマやタイル・ルールを加えて楽しめる拡張セットがたくさん発行されています。
研ぎ澄まされたシンプルさが魅力で、それでいて何度遊んでも楽しい『カルカソンヌ』ですが、それでもなお遊び尽くして「もっともっとカルカソンヌの世界を楽しみたい!」方におすすめです。
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