

オークフィールドの住宅街では、隣人同士の二人のスパイが互いの正体に気づき、街の住民をエージェントとして雇いながら諜報戦を繰り広げています。
開始時
オークフィールドの街を模したゲームボードが中央に置かれ、各自の駒がホームマスに配置されています。エージェントカードが各自に4枚ずつ配られ、これが初期の手札となります。残りのエージェントカードは裏向きの山札として用意され、プレイヤーたちは街の住民に扮したスパイ同士の駆け引きを始めます。
プレイヤーの行動
各自は手番で、手札から2枚のエージェントカードを選んで提示します。このとき、1枚は表向き、もう1枚は裏向きで相手に見せ、どちらも異なる職業でなければなりません。相手は提示された2枚から1枚を選んで雇用し、雇用されたカードの効果に従って自分の駒を移動させます。雇用されなかったカードは、提示した人が自分で雇用することになります。
エージェントカードには二重スパイや隠密、暗号解読者など8種類の職業があり、それぞれ異なる移動効果を持っています。カードには数値が記載されており、その分だけ時計回りまたは反時計回りに駒を進めることができます。雇用したカードは役職ごとに分けて手元に重ねて置き、ゲーム中の資産として蓄積されていきます。ゲーム中、手札が3枚以下になるたびにエージェントデッキから4枚まで補充し、常に戦略的な選択肢を維持します。
勝利条件
時計回りの方向で移動して相手の駒に追いつくか追い越すことで、相手を「つかまえた」ことになり勝ちです。毎手番の心理的な駆け引きを重ね、相手との読み合いを楽しみながら追いかけっこを繰り広げます。
応用ルール
上級モードでは、ボード上にブラックマーケットマスが設置され、駒がこのマスに止まると特別なブラックマーケットカードを獲得できます。これらのカードには即時効果と永続効果があり、ゲームの展開に変化をもたらします。
チームモードは3〜4人で遊ぶ際の変則ルールで、チーム単位で勝敗を競います。手札は個別に保持しますが、手番はチームごとに回ってきて、チームメイトと相談してカードを選択できます。