『フォーセンシズ』は、付属のアイマスク装着の「見えない」状態で、盤面を手探りによって把握しつつコマを置いていき、縦/横/斜めの1列で穴の有無や高さを揃えるゲームです。
目隠しなど、見えない状態で遊びます。1人ずつ代わりばんこに、盤面の状況を手探りで把握し、ストックからコマを1つ取っては、くぼみのマス目16個のどこかに入れていきます。
コマには〈穴の有無〉や〈段数(1〜2)の違い〉があり、縦/横/斜めの1列で〈穴有りで揃える〉か〈穴無しで揃える〉など、同じ要素を揃えた人が勝ちです。
また、コマは同じマスに重ねて置けるため、すでにある穴の有無を変えたりできます。さらに、この「そのマスが今何段目か」を縦/横/斜めの1列で揃えることでも勝利を狙えます。
こうしてゲームを続けていき、縦/横/斜めの1列で穴の有無や高さを揃えるか、もう1つある特殊な条件を満たした人が勝ちです。
目隠しをして、手探りで盤面を把握する難しさも楽しいゲームですが、実は、手探りが前提のゲームではありません。
見えている状態で遊んだとしても、64ほどの条件列要素を気にする必要があるため、気付かずに対処をおろそかにしてしまうことで負けることがあったり、気付かれない周到な〈仕込み〉によって、いつのまにか「どうやっても勝てない」状態に追い込んだりできるような、深い戦略性を発揮できるように作られています。
このため、目隠しをしなくても、ゲーム本来の悩ましさを十分に味わうことができ、視覚障害を持つ方とも対等に楽しむことができます。
手探りによって頭の中に盤面の状態を反映していきながら、理詰めの攻防を展開しつつ、少しずつ、気付かれなさそうな場所に勝利条件を揃えるための〈仕込み〉をしていく攻略し合いが楽しいゲームです。
盤面の把握に手間取ったり、見えないことで余計に時間がかかってしまうように思われがちですが、実際は、少し前でどう盤面が変わったのかが判れば済むため、毎回の自分の番で盤面すべてを手探りする必要はありません。目隠しをしていても、していなくても、相手の見過ごしをうまく誘ったり、周到な仕込みによる追い込みを仕掛けたり、濃厚な頭脳戦が楽しめます。
短時間で、じっくり楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてとてもおすすめのゲームです。
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