『雅(ミヤビ)』は、各自の手元にある日本庭園のマス目に、カエデや社(やしろ)など、場のパズル片形状の装飾物を1枚選抜しては、種類限定の〈行〉と毎ラウンド1列限定の〈列〉の厳しい縛りの中で階層が高まるように配置していき、装飾物の評価点を競うゲームです。
自分だけの日本庭園を、上品に、優雅に造りましょう。
ラウンドごとに場に小出しに並べられる装飾物タイルの形状と種類を吟味しながら、1人ずつ代わりばんこに、1枚だけ選び取っては自分の庭園に配置していき、その配置での評価得点を少しずつ稼いでいきます。
配置には厳しい条件があり、
を守らなければなりません。
うまく配置できたら、〈置いたタイルのマス数(1〜3)〉と〈置いた段数〉を掛け算した値が得点となります。得点ボード上でコマを進めてライバルたちと競り合っていきましょう。
この段数を稼ぐために、過去の装飾物を上書きしてでもタイルを重ねていきたいものの、最終的な〈種類ごとに見えている装飾物の個数上位ボーナス〉の高得点も魅力的なため、悩ましいところです。
こうしてゲームを続けていき、4〜6回の規定ラウンドを終えて全タイルを使い切ったらゲーム終了。最終得点計算を終えて最高得点の人が勝ちです。
「枯山水タイル」や「カエルコマ」など、5種類のミニ拡張セットとルールが同梱されており、個別でも、任意のいくつかでも自由に組み合わせられます。基本ルールに慣れてきたら導入するとより悩ましい展開が楽しめるでしょう。
5〜10分説明を聞けば理解できるような比較的シンプルなルールながら、図形認識力を活かしつつ、場のタイルのどれをどういう順番で取ってどこにどんな向きで配置するか、今重ねるかどうか、などを計画するのがとても悩ましくて楽しいゲームです。「おいしい」タイルは奪い合いになるため、常に次候補の選定眼が必要になるでしょう。
世界最大のボードゲームの見本市であるドイツ・エッセンの「シュピール」会場にて、2018年のゲーム大賞を獲得した『アズール』の作者の新作ということもあり、「これは面白い」とたいへんに話題を集めました。
じっくり楽しめる大人向けとして超おすすめです。
キッズ向けやファミリー向けのボードゲームを得意としているドイツのHABA社の、大人向けのじっくり遊ぶゲームのラインナップです。元々、ボードゲームの開発においてとても優れたプロデュースや編集機関を持っていたHABA社と、著名な大人向けゲーム作家たちがタッグを組むことで、素晴らしい名作ゲームが続々と生まれています。
そのHABA社との密な連携によって、読みやすい日本語と英語の説明書をお付けしています。また、日本語ルールについては、HABAゲーム編集部との協議により、ルールの記述が他のどの言語のものよりも明確なものになっています。
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