『パラシュートパニック』は、スカイダイビングをテーマに、落下距離を稼ぐカードを手元に重ねて1位を狙う一方で、人のパラシュートを故障させたりカードを奪ったりするカードを駆使して周りを蹴落としつつ、生還を目指すカードゲームです。
1人ずつ時計回りの順番で、「手札1枚を自分か誰かの手元に表向きで重ねる」か、「裏向きの山札から1枚引く」を繰り返していきます。
自分の目の前に表向きで重ねられたカード束は自分のスカイダイビングの成果です。 ここに含まれるカードに書かれた数値合計が大きければ大きいほど、落下距離をたくさん稼いだということになり、勝利へ近づきます。
手札からなるべく大きい数値のカードを手元に重ねていきましょう。
カードの中には、特別な効能を持ったカードがあります。 例えば、〈突風/WIND〉カードを出すと全員の山札の一番上を矢印の向きに移動させられます。 これを使えば、隣の人の落下距離を横取りできるのです。
他にも、この横取りを阻止するカードやライバルの手札を奪えるカードなど、いろいろな効能のカードの使い所を見極めていきましょう。
時にはライバルの手元にカードを出すのも有効です。
〈カチカチッ/CLICK CLACK〉カードは、パラシュートのハーネスを操作するカードです。 もし、ゲームが終わった後で、このカードが自分の山に奇数(1,3,5,…)枚あったら、パラシュートのハーネスが外れていたとして、ゲームから脱落してしまいます。
このお邪魔カードをライバルの手元に押しつければ、競争相手を減らせるかもしれません。
こうしてゲームを進めていくと、補充用の山札が尽きそうになるころ、〈安らかに眠れ/R.I.P〉と記されたカードが出現します。 このカードが現れた瞬間、まだ残っていた人たちは全員墜落して、負けになってしまいます。
そうなる前にパラシュートを開いてゲームから抜けましょう。 手札が0枚の時に自分の山札を裏向きにすれば、それ以降はもう落下距離は稼げませんが、墜落することも誰かに邪魔をされることも無くなります。
お互いの様子を伺いながら、墜落しないぎりぎりのタイミングでパラシュートを開けるか否かが勝利の鍵を握ります。
安らかに眠れカードがめくられるか、全員がパラシュートを開いたらゲーム終了です。 墜落せずに生き残った人たちで、落下距離を比べます。
このとき、〈カチカチッ/CLICK CLACK〉カードが奇数枚だった人はそこで負けです。
果たして、この落下距離競争を生き抜いて、見事勝利を収めることができるでしょうか?
リスクを承知の上で墜落するかどうかギリギリのタイミングを見極めるスリルと、お互いの足を引っ張り合いながら相手だけを脱落させようと奮闘する駆け引きが楽しいゲームです。 パラシュート発動のON/OFF切り替えカードの応酬により、最後にあっと驚くような予想外の展開に盛り上がります。
手軽に楽しめる、小学生くらいから大人まで幅広い年齢層向けとしてたいへんおすすめです。
実際にスカイダイビングをしながら商品PRをする権利を勝ち取るためにすごろくやスタッフが実際にゲームをプレイする動画です。 遊んでいる様子がよくわかる動画になっていますので、ぜひご覧ください!
説明書内、ゲームの準備の項に「2〜6人のとき」という記載がありますが、2人で遊ぶことはできません。正しくは「3〜6人のとき」です。
日本語以外の説明文にもすべて同様の誤記があります。